檸檬の備忘録

私の言語と感情を詰め込んだ、自分のため誰かのための備忘録

恋しい日々

平日は、ゆとりがあったら昨夜作ったお弁当と朝ごはんのスコーンを持たせて彼を会社に見送る。

 

私はバスに乗って環境団体へ。30分弱バスに揺られ眠い眠い。

 

鍵を開け、留守電、メールチェック。朝ごはんを食べながらパソコンをなんとなくカタカタ。

 

たまに電話が来たり、メンバーが来たりする。

そのときはちゃんと仕事しているふりをするのが得意。

 

お昼に別の事務員とバトンタッチ。

物腰が柔らかいながらも芯を持った元役所勤めのおばさん。

 

午後からは電車に乗って大学へ向かい、韓国語の授業の助教の仕事。

 

もしくは図書館やカフェ、事務所で政府奨学金の勉強。

たまに友達と会う。

 

大学の仕事がある日は、教授と一緒に電車で駅まで帰る。

教授からしたら何気ない会話の中から、私はものすごい収穫をしたりする。

 

駅から家まではまたバス。バスが来るまで古本屋か輸入食品ショップで時間を過ごす。

よしもとばななさんにはまり古本をたくさん買う。

 

大学がない日は、帰宅後、夕飯を作る。広い広いキッチンでいろいろ作る。

 

夜遅くにフラフラ帰ってくる彼を心配しながら会社に腹立ちながら愚痴を言う。

でもご飯はテレビを見ながらおいしく食べる。

 

大学がある日は疲れていて、夕飯は作れない。

高確率でお寿司やラーメンを食べに行く。たまにサイゼ。でも時間が遅いので大体閉まってる。

 

夜遅くにいそいそと車を出してイオンにアイスを買いに行く。

 

 

 

休日は彼が朝早くに洗濯、掃除など家事をしてくれてる。私も途中参加。

 

余裕のある健康的な朝は、コーヒー豆からコーヒーを淹れてくれる。

私は豆乳で割って飲む。ソイラテ大好き。

 

午前のうちに一週間の食料買い出しにいったり生活用品をそろえに薬局に行ったりバタバタする。

 

お昼を簡単に食べてゴロゴロ。

 

午後からはショッピングモールに行って定番のショップを巡る。

 

私はカルディとガチャガチャに夢中。

彼は300円ショップとゲーセンでメダルゲームをしたいというが、時間かかるしめんどくさいのでやらせない。

 

お酒と夕食を買って一緒に料理。

 

テレビを見ながらご飯を食べる、お酒を飲む。

 

唯一、趣味の合う東海オンエアを見る。

 

 

たまに、1日中お出かけをする。

市外に出て、共通の趣味である古着屋巡りをしたりお酒とおいしいものを食べに行く旅に出る。

 

 

 

私の日々の軸は大学院進学のための奨学金準備だった。

 

みんなが平日は仕事をしてる中で自分は何をしているのか。

 

一人の時間が多いことで孤独と不安が付きまとう。

 

大学院進学ができるのか、先の見えない不安に襲われる日々。

 

 

今思えば、こんな日々が恋しい。

 

確かに「孤独」な日々だったけど、毎日一人じゃなかった。

彼がたくさん励ましてくれたおかげで自信を失わないで入れた。

 

ストレスに耐えてたくさん勉強したし、結果もついてきた。

 

当時は苦しかったけど、自分にとっては誇らしい日々。

 

 

 

それに比べ、今の私の生活はもっともっと「孤独」だ。

 

目標を達成したらしたらでまた次の目標のために苦しい日々。

 

人と会わないことが当たり前になっている。

 

でもラインでちゃんと家族と、彼と繋がっているし本当の意味の孤独ではない。

 

修論を書き終えて、修士号を取った未来の私は、今の自分を見たら、誇らしい日々を送っていたと思うかな。

 

今、辛いのは否定しないけれど、今踏ん張ればきっとうまくいくから!

 

頑張れ、私!!!