檸檬の備忘録

私の言語と感情を詰め込んだ、自分のため誰かのための備忘録

論文進んでいない言い訳でもきいてく?

こんにちは、檸檬です。

 

すごく久々のブログになってしまいました。

 

最近、何をするにも無気力になっていてブログを書くのが億劫に感じていました…

ただ、購読リストにあるブロガーの方々のブログはちらちらと覗かせてもらっていました。

 

最近は修士論文を書かなければいけないのにテーマがいまだに定まらず、論文のことを考えると頭が真っ白になってしまいます。

 

私は韓国で韓国語教育を専攻しているのですが、模擬授業や発表と期末レポートに重ね、通訳、翻訳の依頼などがありなかなか論文に充てる時間がとれずにいました。

 

ただ、それも自分に対しての甘えであり本当は時間なんていくらでもあったのです。

 

1か月ほど前に論文テーマの方向性を変えることを指摘されてから、自分なりにもう一度考え直した期間が1週間弱、それから2週間ほどは上記に書いたような授業での課題や学校外の活動などをしました。

 

 

まずは模擬授業

韓国語の先生になるには、「韓国語教員資格証」「한국어교원자격증」というものが必要です。外国語として韓国語を学ぶ学習者に韓国語を教える際に必要な資格証です。それには韓国語教員養成課程を踏み、最終的には模擬授業を実施します。

 

私の通っている学部はまさに教員の養成課程取得に必要な項目を満たす授業で構成されているので卒業と同時に資格証が与えられます。その最終段階としての模擬授業をしました。

 

一見難しそうですが、そんなことありません。単に授業の一環として行われ、教授1人と一緒に授業を受けている同期のまで30分程度の授業を行うのみです。

1学期間準備を行ったので、本番は緊張せず楽しく授業をしてきました。

学生の前に立ってコミュニケーションを行いながら一緒に韓国語を学ぶのは楽しいなあと感じ、私にはこの職業が合っていると改めて感じた瞬間でした。

 

次に表と期末レポート 

 

韓国現代文学の授業です。私は韓国文学が好きです。韓国語翻訳家の斎藤真理子さんの言葉をお借りすると、「韓国文学には面白さと真っ当さがある」のです。

まず単純に読んで面白い。そして芯にどこか説得力のある強さがある。

韓国は自分たちの手で民主主義を手に入れた国であり、その背景にはおぞましい血の歴史があります。人間一人ひとりに歴史があり、それが今の韓国に生きる人々にも根強く継承されています。

だからこそ、日常的に生活をする一般の人を主人公にしてもその人の歴史が見えるのです。それが韓国文学の足腰となっているというお話でした。

 

なので私は韓国文学が好きで今回の発表もレポートもものすごい労力をかけて調べまくり結局多大な時間を使ってしまいました。

 

発表した内容は今度ブログにも書いてみようかな。

 

 

最後に通訳、翻訳の仕事。

これは私にとって初めての経験でした。自分にしかできない仕事をもらってそれにお金が発生するという、自分の能力が必要とされることが証明された出来事でした。

私はこの経験を一生忘れることはないと思います。

 

通訳はあるインテリア関係のお仕事で、韓国の自宅のルームツアーでのインタビューに付き添いその通訳をするというものでした。

 

かっちりとした通訳ではないものの、初めての通訳で、しかもインテリアの専門知識のない私にとってはとっても不安な現場でした。

 

事前に用語の確認をしたり、インテリアブランドなどを調べたり、YouTubeに上がっているルームツアーの動画を見たりして万全の準備をしていきました。ソウルから離れた場所での撮影だったため、朝4時半に起床し、前日も緊張でご飯が食べられないままふらふらと向かいました。

 

ただ、いざやってみるとびっくり。すらすらと言葉が出てくるのです。

調べていたブランドの他にも知らないものがたくさん出てきましたがその場でなんとかなるものなんですね。意思疎通の問題はまったく生じず、言語面のサポート以外にもコミュニケーションをたくさんとって暖かな雰囲気づくりを心がけました。

 

その結果、依頼者様に気に入ってもらい追加のお仕事をいただくことになり、その日の他にもたくさんお手伝いをさせていただきました。

 

私にとっての通訳初仕事はとてもいいスタートを切ることができ、自信につながるいい経験ができました。

 

 

そして翻訳は、ある化粧品企業からの依頼で韓国で製造した化粧品の広告を日本語になおすということでした。この企業の代表は私が大学生のときに留学先で出会った韓国語の先生でした。たまに連絡をとり化粧品会社を立ち上げたことは知っていたのですが、今後日本にも展開したいということでまずは広告の翻訳を任されました。

 

こちらもかっちりとしたお仕事ではなくカジュアルなものでしたが、初めてお金をいただいた経験ということで記憶に残していきたいです。

 

 

そんなこんなで過ごしていた12月。

一番優先しなくてはいけない論文はやっと今からやろうと思います。

作業をする前のウォーミングアップのつもりで書いたブログですがもう1時間も使ってしまいました。

 

こうして次々とやらなくてはいけないものを伸ばす自分の癖、早く直したい。

 

1.ひとつ何かに取り組むと、それに集中し一生懸命やりすぎてほかのことを同時に取り組めないこと。

 

2.ひとつ物事が片付くと燃え尽き症候群のようにぷしゅーとエネルギーが抜けてだらしなくなってしまうこと。

 

3.表向きがいいから人前ではあたかも真面目な人に見せるけど、裏では怠けて大切なことから目をそらすこと。

 

さあ、本気出してがんばりますか。

また、勉強のウォーミングアップとして使わせてもらいます。

 

自分の夢に向かってやらなければいけないことを受け止める!

やれば終わる!

 

ファイトです。

 

もうすぐクリスマスですね。時間よ、進むな。