檸檬の備忘録

私の言語と感情を詰め込んだ、自分のため誰かのための備忘録

人を頼るということ

こんにちは、檸檬です。

 

 

昨日、同じ志を持つ友人から言われたことば。

 

 

 

"자신이 부족하다고 깨달은 것은 열심히 공부를 하고 있어서 그래"

「自分の勉強が足りないことに気づくのはちゃんと勉強しているからだよ。」

 

 

 

 

最近ずっと、試験の不安でいっぱいで。

 

これを合格しないと修士論文の公開発表会に参加できないし、卒業も遅れる。

 

奨学金をもらっているため延長はできないので何としてでも試験に受からないといけない。

 

前回試験に落ちた私は不合格な理由がわからず、悶々と過ごしていた。9月中旬から末頃に再び試験を受けるのだけれどもどうやって準備したらいいのかも分からず。

 

本やら論文を漁ってはみるものの勉強しなきゃいけない事が増えていくばかりで、何から手をつけたらいいことやら。

 

 

 

 

そこで、私は先輩の先生達(院ではお互いのことを先生と呼ぶ)に相談してみることにした。

 

一昨日、急に指導教授に呼び出され研究室へ行くと博士課程に在籍する先生方がいた。

なんとなく話の流れで私が前回試験に落ちたこと、勉強方法に迷っていることを相談してみた。

 

すると先生達は「どうして早く頼ってくれなかったの!同じスタディーに在籍する仲間なんだから言ってくれればよかったのに!」と言った。

 

そして先生達は自分が試験を受けた時に使用した教材(どうやら大体これを見ておけばいいというものがあるらしく私はそれさえも知らなかった)、過去問、試験勉強ノートなど様々な貴重資料を分けてくれた。

 

 

 

今まで、先生達のことをスタディーを通して勉強する仲間だという認識はあったが、「頼る」という行為までには及ばなかった。

 

なんとなく距離はあると思っていたし、そもそも私自身あまり人に頼ることをしない性格である。

 

(過去に人を信頼したり甘えたりしてもあまりいいことはないと思うようになった経験があるからなのだが、この話はまた今度。)

 

 

しかし、いざ相談をしてみるとみんな自分事のように相談に乗ってくれて役に立つ資料を分けてくれて。

 

なんなら夕飯と食後のスタバまでご馳走になった。

 

 

そこでやっとああ、頼ってよかったんだな。と気づいた。

 

 

今思えば、その先生は会う度に私のことを可愛がってくれていたなぁ。お顔が可愛いだとか(決してそんなことない)手が赤ちゃんみたいとか(独特)すごくかわいいかわいい言ってくれる人だ。

 

なんだ、心を開いていないのは私の方だったの可能性?

 

 

 

 

 

私の人付き合いのスタイルは「広く、浅く」というのが近いかもしれない。

深い付き合いをしている人も数人いることから「狭く、深く」なこともあるが、やっぱり「広く、浅く」のほうがしっくりくる。

 

でも、自分は人に頼られたいお人好しな性格なので頼られることには何の問題もなく、むしろうれしい。

 

ただ、人を頼るということはあまり得意ではない。ましてや、年上の先生方を。

 

 

ただ、今回においては相談してよかったと思える。

自分の不安を吐き出せて、そして何より役に立つものを分けてもらえた。

 

先生方には大感謝だ。

 

人とより良い関係を築くには、相手に頼ることが必要だと思う。

 

自分が相手の役に立った時には、ああ私はあなたに必要とされているんだなと、自分の存在意義を確認できる。

 

自分を必要としてくれる人に対してはよくしてあげたいと思う心理が働く。

 

だから相手になにかをお願いすることでよい人間関係を構築できる。と私は思う。

 

(実際に世渡り上手な人は「お願いごと」をするのがうまかったりする)

 

 

 

 

最初に友人からのことばに戻るが、私は何もしてないわけではなく自分なりに勉強しているからこそ不安要素が生まれるわけだし、

 

少し人に頼るという術を身につけたことで自分の負担を減らすことに繋がることも知った。

 

 

当たり前にできている人からするとなんだそんなことか、となりそうだが私はやっと自分が少しでも楽に生きることができる手段を獲得したのだ。

 

 

 

 

 

読んでくれてありがとうございます。

一緒にお話ししてくれる方がいましたらコメント残してくれると嬉しいです!

では、また!